「なんで空は青いの?」「どうして虫は小さいの?」 子どもたちの素朴な疑問は、日々の保育のなかで突然やってきます。 時には笑ってしまうような質問も、思わず「それ、私も知りたいな」とうなるようなものも。 今回は、保育者の“日常あるある”から、子どもたちの疑問と向き合ったエピソードをご紹介します。 「なんでおばけは夜に出るの?」 3歳児クラスのお昼寝明け、ふとした会話の中で出た質問。怖がらせたくないけれど、想像の世界も大事にしたいと思い「夜は静かだから、おばけも出やすいのかもね。でも昼間も楽しいこ ...
プールが苦手な子へのサポート、どうしてる?「やらせる」ではなく「寄り添う」工夫
プールは夏限定のお楽しみ。着替えを済ませた子どもたちは、キラキラした表情で水へと向かっていきます。でも、少し離れた場所から様子をうかがっている子も。 「水に顔をつけるのが怖い」「水着になるのが恥ずかしい」……そんな理由から、プールが苦手な子もいます。 「なんとか入ってくれたら」という思いを抱きつつも、無理強いはしたくない。 保育者として、どんなかかわりができるのでしょうか。 最初の一歩は、“水に近づく” ある園では、水が苦手な子には、まずはプールのそばで水の音を聞いたり、見たり ...
保護者からの要望の中には、現場として対応が難しい“無理難題”に感じられるものもあります。 子どものためを思う気持ちはわかるけれど、園のルールや他の子どもたちとのバランスを考えると、すべてを受け入れることはできません。 そんなとき、どんなふうに返答すればいいのでしょうか。 断り方に悩んだときに知っておきたい考え方と、実際の伝え方について考えてみましょう。 個人で対応しようとしない 「困ったな」と感じる要望に答えようとすると、焦りや不安から強い言い方になってしまったり、後から「やっ ...
夏の食育を、もっと豊かに。子どもが野菜を「育てる・食べる・感じる」まで
トマトやピーマン、ナスなど、夏の畑は実りの季節。 育てた野菜を収穫する喜びは、食育の原点ともいえる体験です。ただ収穫して食べるだけでなく、そこに“育てた思い”や“命への気づき”が重なることで、経験がもっと豊かになるかもしれませんね。 この記事では、夏野菜の栽培や収穫を通して、子どもたちの学びにつなげるアイデアをご紹介します。 「なんで?」から始まる食育活動 給食で見慣れているはずの野菜でも、自分の手で育てたものには、ちょっと特別な気持ちが芽生えるもの。 とくに、毎日水をあげて、変化を観察して ...
夏にぴったりの話題をお届け。子どもたちに伝えたい!金魚の豆知識
水の中をゆらゆら泳ぐ金魚。夏祭りや絵本などでもおなじみですが、実は奥が深い生き物なんです。 今回は、保育に活かせる「金魚の豆知識」をご紹介します。 「金魚のルーツはフナだった」 金魚は、もともとフナから生まれた観賞魚。 今から1700年以上前の中国で、突然赤くなったフナを人が大切に育てたことがはじまりです。 「金魚はフナの仲間なんだよ」と伝えると、「えー!ほんと?」と驚く子も。 命の歴史にふれるきっかけにもなります。 「金魚には耳がある」 実は、金魚には耳があるんです。 耳と言 ...
【メディア掲載】ウルキャリ転職に保育パートナーズが紹介されました
「保育パートナーズ」は株式会社GOLD CAREERが運営する「ウルキャリ転職」で紹介されました。 ウルキャリ転職は、20〜30代のビジネスパーソン向けに転職エージェントやキャリア戦略を紹介されている情報サイトです。 厳選された転職サービスの比較や活用法をわかりやすく解説されていますので、ご興味のある方は是非のぞいてみてください。
園で実際に行った、型枠にはまらない、ちょっと変わった食育活動をご紹介します。 ぜひ食育活動の計画にお役立てください。 魚市場に出かけてみた Aこども園では、4・5歳児クラスの食育活動で、地域の中の魚市場に出かけました。セリを見学する予定でしたが、早朝の集合は難しいため、セリが落ち着いた午前9時頃から見学をスタート。「大きなお魚はどうやって運ぶんですか」「売れ残ったら誰が食べるの?」など、子どもたちは思い思いの質問を業者さんに投げかけていました。魚市場特有のにおいや音、人の動きなど、子どもたち ...
ダンゴムシ、アリ、セミ、カブトムシなど、子どもたちは昆虫に興味津々。「先生、見てー!」と園庭で捕まえた虫を見せてくれたり、図鑑を引っ張り出してきて飼い方を自分で調べたり……その情熱に驚かされることも少なくありません。 一方、保育者の中には虫が苦手な方もいるでしょう。 虫が苦手な保育者のお悩みや克服したエピソードなどを、現役の先生たちに聞いてみました! 苦手なものを無理に克服しなくても 認定こども園で働くA先生(5歳児担任) 「小さい頃から昆虫が大の苦手!でも、保育者になってから ...
保育実習をしたら必ず書かなくてはいけない実習録。何を書いたらいいか分からない、時間がかかってしまう、という声もよく聞きます。 ここでは、実収録を書くときのポイントをお伝えします。 実収録は「うまく書こう」と意気込まなくても大丈夫なんですよ。 実習録はなんのために書くの? 実収録を書くことによって、その日の出来事を見える化し、振り返りに役立てることができます。また、自分が子どもや保育者のどんなところに視点をおいて実習をしていたのかを知るきっかけにもなります。 たとえば、実収録を見 ...
雨の日、紫陽花の葉にカタツムリがのっていたり、耳を澄ますと雨の音が聞こえてきたり。 雨天ならではの発見もいっぱい。 保育内容で悩む季節ではありますが、楽しい体験ができるように計画していきたいものです。 ただ、雨だからこそ起こりやすい危険なこともあります。 事前にイメージしておくことで危険を回避したり、子ども自身が考えるきっかけにもなるでしょう。 今回は、雨の日に起こりやすい危険なこととその対策についてお伝えします。 日常の中で起こる危険 ・傘による怪我 傘の先が人に当たってしま ...