初めて保育園で働こうとする場合、どんなものを用意しておけば良いのか悩んでしまいますよね。もちろん、働く園によって準備物は様々です。勤務が始まる前に、最低限必要な持ち物を確認しておく必要があります。
ここでは、私の過去の経験に基づき「これは持っていて良かった!」と思える保育士の便利なアイテムを紹介します。
保育士の必須アイテム
エプロン
どの保育園でも使うエプロン。職場によってはキャラクターがプリントされているものはNGという場合もあります。よく確認しましょう。
上履き
幼児クラスの担任になると必要になる上履き。万が一子どもに当たってしまった時に、怪我をさせない柔らかい素材を選びましょう。
いつでも使える教材
ペープサートや手袋シアターなど、さっと取り出して子どもたちに見せてあげることのできる教材を2〜3個準備しておきましょう。手遊びや歌を覚えておくことも大切ですが、視覚物は幅広い年齢の子どもが楽しめるのでオススメです。
あれば絶対に便利なアイテム
メモ&ペン
保育士にとって、記録はとても大切な仕事です。そのため、仕事用のメモとペンを用意しておくと良いでしょう。メモやペンをポケットに入れたまま子どもを抱っこすると、思わぬ怪我に繋がることも。扱いは十分に注意しましょう。
ミニホワイトボード
100円ショップに売っている小さなホワイトボードが便利です!子どもたちに絵を描いて伝えたい時、いつでも・どこでも取り出して使うことができます。私はお散歩にも持っていきました。
工作グッズ
ギザギザはさみやハートやお花のクラフトパンチなどがあると、ちょっとしたプレゼントを子どもたちに渡したい時や、発表会の飾りを作る時などに便利です。
水筒
体を動かす保育士にとって、水分補給はとても大切です!子どもたちの体調を考えるあまり、自分の体調は二の次になってしまいがち。保育室にいる時も、こまめに水分補給ができるように水筒を用意すると良いでしょう。
裁縫道具
持ち歩きができるコンパクトな裁縫道具を仕事の鞄に入れておくことをおすすめします。クラスの布おもちゃが壊れてしまった時など、手早く修繕することができます。
デジタルカメラ
子どもの成長を撮影し、年度末にはアルバムを作る保育園もあります。日常の子どもの様子を撮影するために、小さめのデジタルカメラがあると便利です。大きな一眼レフは写りは綺麗ですが、保育士が持ち歩くには適切ではありません。また、保育園の備品にカメラがある場合もあるので、事前に確認してみましょう。
以上、保育士が持っていると便利なアイテムを紹介しました!気をつけるべきポイントは、子どもにとって安全かどうかです。誤飲の可能性はないか?子どもに当たって怪我をする可能性は?様々なケースを想像しながら、道具を準備することも大切です。
そのため「これは使っても大丈夫かな?」と疑問に思った時は、一緒に働く先輩に聞いてから用意すると良いでしょう。
ご紹介したアイテム以外にも、自分だけの便利グッズが見つかるかもしれません。工夫して自分の引き出しをどんどん広げることで、保育の仕事がぐんと楽しくなるはずです!
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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