保育園、幼稚園、小学校など教育現場に携わる女性は多いです。
特に保育園や幼稚園は女性のほうが圧倒的に多いですのでお腹が大きな先生も少なくはありません。
保育園は母親も働いているために、『日中保育が出来ないので変わりに預かって保育をしてもらう場所』との位置づけとなることから、預けている側にとっては担任へ求めることが大きくなりがちです。
本来は自分が子どもと一緒にいたい気持ちを抑えているわけですからそれも頷けます。
4月入園、或いは新しいクラスになると担任に慣れるには1~2ヶ月くらい掛かっても珍しくありません。
それは子どもだけではなく、保護者においても同じです。送り迎えの際に話す機会がある担任保育士さんに慣れた頃に産休に入られたら次の先生はどんな先生か、子どもが馴染めるかなど不安も出てきます。
ましてやアレルギーや悩みを抱えたお子さんであれば尚更のこと。
担任だから把握してくれていたことがまたゼロから始まるわけです。
保育園によっては保育士の妊娠が分かると次のクラスでは担任から外すという制度を採っているところも少なくはありません。
そのほうが双方にとっていいからです。
しかしそうではないところで学期の途中からでも産休に入り、違う担任がつくこともあります。
学期のタイミング通り出産計画を立てられるといいのですが、中々そうも行かない場合も多いですので難しいところですね。
預ける側ではやっと慣れたのにという思いがあり、産休を取る側もその思いは同じでしょう。
むしろ心残りがある場合が多く、辛いのはどちらかというと担任のほうです。
産休が終われば何れ職場復帰するわけですから気持ちよく返って来ることが出来る信頼関係や環境づくりも大切になってきます。
しかし女性が多い職場だからこそ理解をしてもらいやすいというメリットもあります。
理想は新しい年度で担任に就かないで産休に入ることですが、学期途中でも可能となるケースが多いですので子ども達や親御さんたちも優しく温かい気持ちで見送ってもらいたいですね。