保育園で働く保育士さんといえば、女性が中心です。
女性の方が仕事のキャリアプランを立てるうえで、結婚や出産といったライフイベントは外すことができないものですし、仮に現時点ではそういった予定・相手がいないという方であっても、運命の出会いとやらはいつ訪れるかはわかりません。
特に保育士さんの場合、『子どもが好き』というのが働く意欲でもありますので、いずれは結婚して自分で子どもを産みたいと考えている方も少なくはないと思います。
そうした中で考えておかなければならないのは、妊娠・出産に伴う産休・育休の取得や、その後の職場への復帰についてです。
妊娠すること・子どもを産むこと自体はおめでたいことですが、保育園に通う園児たちとその保護者、そして仕事の同僚にとっても保育士さんが必要です。
ですからその時が訪れたときのために、どうすればいいのかは自身で把握しておく必要があります。
保育士さんが妊娠・出産を迎えた際の制度については園によってさまざまですので、ご自身が務めている保育園ではどんな制度が取られているか、しっかりと確認をしておきましょう。
もちろん長期の休みを取ることになりますので、代わりの人員を探すことも必要になってきます。
保育士という職業柄、会社の一般事務などのように誰でもいいというわけではありませんから、新しい人を採用するのにも一定の期間が必要です。
職場への報告時期などは実際に出産を経験している先輩保育士さんに聞いてみるのが一番でしょう。
もう一つ大切なこととして、同僚として働く保育士が妊娠・出産を迎えた際にはしっかりと支えてあげることです。
つわりがひどく、仕事がままならないような状態になってしまう人もいます。
そんな時、周りの支えがとても大切です。
あなたに同じ幸せが訪れた際にも、周りの助けが必要です。
あなたの番がいつ回ってくるかはわかりませんが、その時になってちゃんと幸せを味わえるよう、周りと支えあいながら日々の仕事をしていくようにしましょう。