今回は、カップヌードル発売40周年を記念して横浜みなとみらいに昨年オープンしたカップヌードルミュージアムを取材してきました。お話を伺ったのは、事務局次長の井上さんです。
このミュージアムは、子供たちに発明・発見の大切さを伝えたいという安藤百福さんが長年大切にしてきた想いを感じとることができる施設となっています。館内では、インスタントラーメンにまつわるさまざまな展示や体験を通じて、発明・発見の大切さやベンチャーマインドについて楽しみながら学べたり、子ども達が遊べるフィールドアスレチックがあったりと、子どもから大人まで楽しめる体験型ミュージアムとなっています。また、団体参加での利用も可能となっておりますので、学校の体験学習などで利用されるのも良いのではないでしょうか。
≪2012年2月9日 取材≫
カップヌードルミュージアムについて
ここは、子どもたちひとりひとりの中にある
創造力や探究心の芽を吹かせ、
豊かに育てるための体験型ミュージアム。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、
地球の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福の
「クリエイティブシンキング=創造的思考」を
数々の展示を通じて体感することが出来ます。
見て、さわって、遊んで、食べて、
楽しみながら発明・発見のヒントを学び取り、
自分だけのクリエイティブシンキングを見つけてください
インスタントラーメンの父
安藤百福 あんどう ももふく (1910~2007)
1910年3月5日生まれ。
日清食品創業者。
安藤スポーツ・食文化振興財団創設者。
1958年、世界初のインスタントラーメン“チキンラーメン”を発明し、インスタントラーメン産業を創出。1971年、世界初のカップめん“カップヌードル”を発明。日清食品 (株) の代表取締役社長、会長を務めるとともに、(社) 日本即席食品工業協会会長、世界ラーメン協会会長として業界の発展に努めました。1983年、私財を投じて (財) 安藤スポーツ・食文化振興財団を設立し、青少年の健全な育成にも力を注ぎました。
施設紹介
子ども達に人気のある施設・アトラクション
クリエイティブシンキングボックス◎
安藤百福は、あふれる好奇心と創造的思考 (クリエイティブシンキング) で、誰も考えつかなかったような大胆なアイデアを次々実現しました。 ここには、安藤百福のクリエイティブな発想を知ることができる、6つのボックスが用意されています。遊びながら、楽しみながら、あなた自身の発明・発見のヒントを見つけ出しましょう。
マイカップヌードルファクトリー
【ご利用料金】
1食 300円(消費税込)
※ご希望者多数の場合は、受付を早めに終了することがあります。
※混雑が予想される日には整理券を発行します(数量限定)
世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房。自分でデザインしたカップに、4種類の中からお好みのスープと、12種類の具材の中から4つのトッピングを選べます。味の組み合わせは、合計5,460通り。「逆転の発想」の大切さを楽しみながら体感してください。
チキンラーメンファクトリー
【ご利用料金】 ◎事前予約必要
小学生 300円/中学生 500円(消費税込)
参加者全員に「ひよこちゃんバンダナ」のお土産が付きます。
※小、中、高等学校の学校教育で利用の場合は無料となります。実施の1年前より予約可能です。
小麦粉をこね、のばし、蒸したあとに味付けし「瞬間油熱乾燥法」で乾燥させるまでの工程を通じて、「チキンラーメン」を手作りすることができます。世界初のインスタントラーメンが生み出された発明の原点を体験したあとは、作りたてのおいしさをご家庭でお楽しみください。
カップヌードルパーク
【ご利用料金】
1回[30分間入替制] 300円(消費税込)
【ご利用対象】
3歳以上小学生以下(身長90cm以上)
※3歳から小学生未満のお子様には、保護者同伴
カップヌードルの製造工程を体感することができるフィールドアスレチックです。自分自身がカップヌードルの“めん”となり、製めんから出荷されるまでの一連の工程を、子どもたちが楽しみながら全身で体験していきます。
カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)
【住所】 〒231-0001 横浜市中区新港2-3-4 【電話】 045-345-0918 【受付時間】 10:00~18:00(休館日を除く) 【開館時間】 10:00~18:00(入館は17:00まで) 【休館日】 火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始 【入館料】 大人500円(消費税込) 高校生以下は入館無 |