苦手なことって、だれにでもあります。
どうしても、やりたくないことや、どうしても、上手くできないこと。
みんなは、普通にやっている事なのに、どうして私だけ、こんなに下手くそなんだろう・・・段取りが悪いんだろう・・・
って自分を責めているかもしれませんね。
しかし、誰にでも、「これだけは、上手にできる」というものがあるように、誰にだって、「これだけは、どうしても苦手」ということがあるのです。
苦手なことがあるのは、当たり前なんですよ。
◆あなたが苦手なことは、得意な人にしてもらいましょう
たとえば、お料理が苦手な女性もいらっしゃると思います。
“女は料理をするもの”、と思っていると苦しくなるけれど、おいしく食べられれば、誰が作ってもいいのです。
ご主人が作っても、お店のお惣菜を買って食べても、お母さんに作ってもらってテイクアウトしてもいい。
苦手な人がいれば、得意な人が存在しています。
その得意な人がやればいいのです。
お料理が得意な人の役割を返してあげましょう。
◆出来ない自分にOKを出す
もちろん、保育士なのに、制作が苦手でもOK。
人前で話をするのが苦手でもOK。
掃除が苦手でもOK。
方法は、無限にあります。
それを最もストレスの少ないやり方に変えることもできますよ。
まず自分にOKを出してあげると、斬新な方法が見つかります。
「できなくてもOK!」って。
苦手なことを手離して、あなたの大好きで得意なことにたくさんの時間を使ってくださいね。
そうすれば、苦手がある自分を、もっと好きなれますよ。
≪井上きき 役に立つ話 2015年5月1日号≫