ここ最近、大きな街を中心に保育士の求人があふれています。
このような状況の中、転職を希望している皆様とお話をしていると「求人がありすぎて全然選べない!」「これだけある中でいったい何を基準にして選べばいいの!?」という相談をよく受けます。
今回はそんな皆様の声にお応えする形で保育士の求人・転職先を選ぶときに大事なことや、保育パートナーズ内で実際に探す方法をご案内していきます。
まずは求人を選ぶ時の優先順位を決める
「給与が高くて、休みが多くて、小規模でアットホームで、住宅手当があって、退職金制度があって、時間固定で、有給が取りやすくて、書類や行事が少なくて、家から歩いて5分以内」……こんな保育園があったら理想的!!って方も多くいるかもしれませんが、現実はなかなかそうもいきません。
そこでまずは、自分が求人を選ぶ時に何を優先するのかをじっくり考えていきましょう。
やっぱり給与は大事
「お金がなくても幸せならそれでいい」……そうは言ってもやっぱり生活に困らないくらいのお金は欲しいし、本音を言えば働くからにはしっかりと稼ぎたい!
生きていくために働くのですから、保育士さんが求人を探すうえで給料を最優先にしても全然良いと思います。
給与を見るときに重視することは時給・月給欄と賞与欄。ここに気をつけると1年間に稼ぐことができるおおよその金額が決まります。
月給制の場合、特に気をつけて見ていきたいのが固定残業代の有無と基本給、賞与が何ヶ月分かといったところです。
ただ、意外と細かく書かれてないことが多いため、表記がない場合はお気軽にお問い合わせください。
また、例えば「賞与4か月以上で探したい。」「月給25万円以上の中から選びたい。」といった具体的な金額が決まっている方は、希望条件に合わせて無料で求人のご案内をいたしますので下記フォームからお申し込みください。
休日数の多さや有給の取りやすさを重視したい
数年前まではほとんどの保育園で年間休日数は107日程度、有給はなかなか取りづらいという環境でしたが、ここ最近では保育士さんを採用しやすくするために、土・日・祝休みのサラリーマン並みの年間休日数123日、有給消化率100%といった園も増えてきています。
休みが少ない保育園と比べると、休みが多い保育園は少しだけ給与の水準が下がる傾向がありますが、家事やプライベートとのバランスを重視したい方などは休日・休暇欄を重視して選ぶのも良いでしょう。
保育理念や保育方針で選びたい
「求人票に書かれていることも大事だけど、私は保育理念や保育方針を一番に考えたい。」 転職活動をしていると忘れがちですが、保育の仕方は本当に人それぞれ。積極的に関わっていきたい方もいれば、見守りながら保育をしたい方もいます。
探すときのコツとしては、キーワード検索で「見守る保育」や「モンテッソーリ」「のびのび」「研修」といった探し方をすると、方向性にあった求人を見つけやすくなります。
また、保育パートナーズでは求人から各保育園のホームページを見ることもできますので、気になる園があったときはホームページを見てみることもおススメです。
通勤は便利な方がいいな
家から近い保育園で働きたい!保育業界で働く方の多くは同じ気持ちだと思います。ただ、例えば江東区内といっても場所によっては家から通うにはとても遠いこともあります。
そんな時に便利なのが路線検索です。この機能を活用すると自分の最寄り駅からアクセスの良い保育園をまとめて検索することができます。
なお、駅から遠いなどといった理由でアクセスがあまり良くない保育園などは、意外と人を採用することが難しいために給与が高めに設定されていることがあります。
通勤時間にはあまりこだわらないといった方にとっては狙い目だったりもします。
憧れの一人暮らしをしたいから住宅手当が欲しい
10年前では考えられないくらい、女性でも一人暮らしをする保育士さんが急激に増えています。大きな理由としては、「保育士の初任給が大幅に上がったこと」「借り上げ社宅制度が広まったこと」の2つが挙げられます。
特に借り上げ社宅は月額80,000円程度の住宅補助が出るため、地域によっては家賃0円で済むこともできます。
この制度については、まとめている記事がありますので、詳しく制度を知りたい方は是非とも見てみてください。
⇒ 超格安で一人暮らしできるってほんと!?保育士借り上げ社宅制度って?
時間固定で働きたい
保育以外にもやりたいことがある方や、家事や育児との兼ね合いで朝から夜までのシフト対応が難しい方は、時間固定で働くという方法もあります。
ただ、朝9時ごろから昼過ぎといった時間帯は主婦の方々にとって人気の時間帯のため、なかなか求人が出てこないこともあります。そんな時は何とか時間をやりくりする方法を考えて週に1回でも早番や遅番の時間帯をカバーできるようにすると、採用される確率がぐっと高まります。
また、時間固定で働く場合は派遣という雇用形態もおススメです。同じ時間帯で働くパート・アルバイトさんと比較すると200~300円くらい時給が高い傾向があります。
面接で必要なものを準備しよう
保育園の面接を受ける際に、≪履歴書≫、≪職務経歴書≫、≪保育士資格証のコピー≫を採用担当者の方から持ってくるように指示をうけることが多くあります。
また、幼保連携型認定こども園の場合は保育士証と併せて幼稚園教諭免許のコピーをセットで用意することがほとんどです。
近年では、保育士証の原本確認が行われるケースもあります。
他にも「園庭は絶対あった方がいい」「小規模の保育園で一人ひとりと丁寧に向き合いたい」「家庭や好きなことと両立したいから書類や行事は少ない方が良い」など求人を探す際にそれぞれ違った希望条件をお持ちだと思います。
中には、本当に自分自身がどういった順番で何を優先的に考えているのかもなかなかわからないという方もいらっしゃると思います。
保育パートナーズを運営するキャリア・パートナーズでは、専門のコンサルタントがそんなみなさまのご希望に向き合いながら、少しでも多くの希望をかなえることができる保育園を無料で一緒にお探ししますので、是非ともLINEに友達登録をしていただいてメッセージを送信していただくか、下記応募フォームより気軽にご相談ください。
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