保育園では四季折々に色々なイベントがありますね。
そのたびに保育士さんたちは、衣装作りや準備等で大忙しですが、同時に器用な方も多く、沢山の遊び方を知っています。
今ではクリスマスはごく当たり前になってきていますが、特にモンテッソーリ教育を取り入れている保育園では、ハロウィンイベントも盛んです。
対象がまだ小さいお子さんばかりですので、イベントの一つとして楽しめることが一番大切です。そして楽しみながら、色んな催し物の意味も理解できることが理想です。
これの延長が四季折々の素晴らしさが五感を通して感じ取り、異国文化を自然と取り込んでいけることに繋がるのです。
秋の収穫で代表格の一つであるかぼちゃは、このイベントにおいて無くてはならないもの、いわゆる主役ですね。
皆さんもお馴染みだと思います。仮装衣装を身にまとい、ジャック・オー・ランタンというお化けかぼちゃが登場します。
これはオレンジ色のかぼちゃをくりぬき、ナイフで目や鼻、口をつけて、内側に火のついたロウソクを立てる提灯のようなものです。
楽しいイベントになぜお化けかぼちゃが登場するかというと、悪い霊を追い払うためです。
そのために怖い顔や滑稽な顔を作っています。日本で言う無病息災に似ていますね。日本では冬至にかぼちゃを食べると風邪を引きにくいと言われています。
合言葉であるTrick or Treat(トリックオアトリート)は、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!という意味で、夜に玄関先で子どもたちの声が聞こえたらお菓子を入れてあげますが、保育園では日中に保育士さんたちがHappy Halloween!と言って、お菓子を子どもたちにあげるといいでしょう。
お菓子の内容は、アメリカではキャンディーが主流ですが、日本ではかぼちゃを材料に使ったクッキーやキャンディーやチョコレートなどがあります。
子どもたちにとっては、年中色んなイベントやお祭りで楽しいと感じられるよう、大人がサポートしながら、幅広い思考力が育まれるよう、お手伝いをしたいですね。