春と言えば遠足ですね。
入園したばかりだと団体としての遠足は初めてのお子さんも多いです。
園児達にとってはワクワクと楽しいものですが保育士にとっては動き回る園児達をしっかりと誘導しなければいけないという任務があります。
徒歩で行く場合、バスを利用する場合など交通機関によっても変わってきます。
徒歩で行くのでしたら言うまでもなく、車に気をつけることです。
青信号で渡っていてもルールを守らない車もありますし、黄色信号になりかけてしまって慌てることもあります。
小さな子達の歩幅は狭いですので大人が思っているよりもスピードがゆっくりとなり、信号を渡るときは特に神経を使いますね。
バスなどの交通機関を利用する場合、貸切バスだと点呼をしっかりと取ればいいですが、一般のバスを利用するのでしたら他のお客様へ迷惑が掛からないようにしなければいけません。
また渋滞時間を避ける必要もあります。バスだけではなく電車においても同じことが言えますね。
園児だけではなく保護者にも参加してもらう形を取る園も多いと思います。
園児、保護者、保育士となるとかなりの大人数で動くことになりますので、先頭・中盤・最後尾としっかり人を配置して、はぐれたりすることのないよう注意しましょう
また、園によっても様々ですし、遠足に限らず運動会や他のイベントでもそうなのですが、近くに保護者がいると、どうしても保護者と離れた瞬間に泣き出してしまう子どももいたりして、なかなかスケジュール通りには進まないものです。
せっかくの遠足だからとはりきって予定を詰めすぎてしまうと、後に響いてきてしまいますし、後の予定が気になって焦ったりしてしまうかもしれません。
子どもにとってはいつもと違う場所でみんなで遊ぶだけでも十分に楽しいイベントの一つになるので、無理に予定を詰め込みすぎず、余裕を持ったスケジュールを組んでおいた方がいいでしょう。
また、公園などで普段使っているものとは違う遊具があるとみんなで一斉に飛びついてしまって、遊具を巡ってケンカになってしまうことなども懸念されます。
順番を決めてみんなで遊べるようにするなど、遠足の場所に合わせた指導ができるよう、遠足の前には普段から子どもたちに言っておくなど、その場でのトラブルが極力起こらないように子どもたちと話をしておきましょう。