保育士のイメージといえば、
・ハードワーク
・女性の職場
・子どもが好き
といったものが多いかと思うのが現実ですし、実際そうであるといえるでしょう。
特に将来保育園で働きたいと考えている保育士のタマゴ、学生や実習生にとっては1つめのハードワークというのが気になるところだと思います。
一般的な会社勤めであれば、昼食の時間はそのまま休憩時間ですが、保育の現場ではそうもいきません。
子どもたちと一緒に給食を食べるので、なかなか落ち着いて食事とはいかないのです。
園によっては昼食の時間帯は交代制で子どもを見て、自分たちの食事は別途、という制度を取っていることもあるようですが、大好きな先生が教室から出ていくと付いて行ってしまう子どももいて、なかなか気が休まらないということもあるようです。
子どもたちの午睡の時間にあわせて交代制で休憩を取るというスタイルの園が多いようです。なかなか寝付けない子どももいますし、連絡帳を書かなければならなかったり、イベントごとが近かったらその準備をしたりと、午睡の時間がそのまま全部休憩時間とはいかないものの、交代で少し休みを取って、体と心を落ち着かせてから、午睡から目覚めて元気いっぱいの子どもたちと遊ぶということが多いようです。
ゆっくりお茶でも飲みながら雑談に花を咲かせる・・・というのはさすがに難しいというのが実際のところですが、まったく休憩が取れないわけではありません。
休憩時間の長さや休憩の取り方は園によってさまざまですので、勤め始める前にはそういった部分も確認しておくとよいでしょう。
そしてこれは何も保育園に限ったことではないと思いますが、その日の仕事が終わった瞬間が一番落ち着ける瞬間です。最後の子どもを見送って、ようやく少し一息つくことができます。仕事の合間合間での休憩はなかなか長時間取れないものですが、子どもが帰った後は大人たちだけで、その日の出来事や悩み相談などしながら同僚との絆を深めていくことができます。
大変な分他の仕事にはない感動があるのが保育士の仕事です。
休めるときにしっかり休んで、楽しく子どもたちと過ごせるようにしましょう。