「子ども一人ひとりを大切にし、家庭的な雰囲気の中、園児自らが伸びる力を援助し、また地域から愛される保育園を目指す」という理念に基づき保育を実践する社会福祉法人まあれ愛恵会。
さいたま市大宮区にある大成たいよう保育園で園長を務める布崎先生に、保育の中で大切にしていることや職員が働きやすくなるために工夫している取り組みについてお聞きしました。
(インタビュアー:佐藤 愛美)
“つながりて”を大切にした保育環境
子どもたちの興味の広がりに寄り添う
園長 布崎 恵理佳さん
平成19年にまあれ愛恵会に入社し、クラス担任、主任、副園長を経て現在は大成たいよう保育園の園長を務める。
子ども、保護者、職員の三者にとって楽しい職場づくりを目指している。
大成たいよう保育園の特徴は?
鉄道博物館駅から近く、利便性の良い場所にある保育園です。
二階建ての園舎は家庭的な雰囲気で、各年齢の子どもたちが落ち着いて過ごせるようになっています。
園庭では野菜の栽培や水遊びなど季節ごとの活動を楽しんでいます。
七夕祭りやハロウィンのイベントでは地域の方と交流する機会もあります。
どんな活動をしているのですか?
園庭では季節の野菜やお米を育てていて、子どもたちが世話をしています。
年長児は年に数回、近隣の田んぼに出掛けて田植えや収穫の体験もしています。
普段食べているお米がどのように育っていくかを知り、田んぼの生き物に触れることもできます。
田んぼで教わった内容をもとに園でもバケツでお米を育てているのですが、土作りをする前にみんなで泥遊びをして盛り上がりました!
子どもたちが興味を持って楽しむことができるよう、日々工夫しています。
保育の中で、どんなことを大切にしていますか?
子どもたちの「なぜ?」や「なに?」の疑問に寄り添った環境づくりを心掛けています。
すぐ手の届くところに図鑑を置き、田んぼで捕まえてきた生き物を調べることに活用したり、散歩の時も図鑑を持っていって知らない植物をみんなで調べたり。
子どもたちの興味が次の活動に繋がっていくことを考え、職員がサポートしているんです。
また、収穫した米や野菜を調理して食べるだけでなく、自然の素材を使ってスタンプ遊びをしてみたり、「食育」や「工作」といった1つの分野だけでなく、子どもたちの様々な育ちに繋がっていくように保育内容を検討しています。
どんな人が働いているんですか?
絵が得意な人、裁縫が得意な人など、みんなそれぞれの特技を活かして働いています。
園全体のチームワークの中で仕事をしているので、苦手なことは他の職員と助け合うことができるんです。
産休・育休制度も充実しており、子育てしながら活躍している職員も多くいます。
職員たちが働きやすくなるために工夫していることは?
スケジュールの見える化です。誰が、どんな作業を抱えているのかを職員室のボードに記入し、全員が把握できるようにしています。
特に若手の先生などは、自分1人で頑張って終わらせようとして業務負担が大きくなってしまうことがあるのですが、全員の目の届く場所にスケジュールを掲示することによって、余裕のある職員が手助けすることができるんです。
何か困っていることがあればみんなで相談して考えていくこともできます。
また、法人内の研修制度も充実していて経験年数に合わせて様々な研修が用意されています。
保育園で働きながら、どんどん専門性を高め成長していくことができる職場環境だと思います。
勤務形態・福利厚生・給与形態にも力を入れていて、準正職制度では固定勤務や休み固定など子育てしながらでも働きやすく、また、給与の選択制度では月々の給与を充実させたプランと、賞与を充実させたプランがあり、個々にあった働き方を出来るようにしています。
どんな保育園にしていきたいですか?
子どもを一番大切に考える、明るい保育園でありたいと思っています。そして、子どもたちだけでなく、保護者や職員にとっても楽しい場所にしたいですね。
卒園した子どもたちの中には、保育園に遊びに来てくれる子もたくさんいます。
子どもたちが小学生、中学生、高校生と成長していく姿をずっと見守ることができるのはとても嬉しいことです。
保育士としてのやりがいの1つでもあります。
(お問い合わせ先)
〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町2-161-1
TEL:048-778-8615
JR各線・東武アーバンパークライン:大宮駅から自転車5分
ニューシャトル:鉄道博物館(大成)駅から徒歩5分
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またこちらの記事は「保育パートナーズ通信 VOL.19号」にも載っています!