保護者対応コミュニケーション講師の井上ききです、こんにちは!
新年度が始まりましたね。
我が家の次男も、年長に進級しました。
無難でヒミツ主義な自己紹介
異動してみえた保育士さんが、次男のクラスの担当になったんですが、
「担任になった●●●●です、1年間よろしくお願いします。」とあいさつをしてくださいました。
無難です。
まだ、最初ですから、無難に自己紹介とあいさつをされる方がほとんどだと思います。
でも、保護者との信頼関係を作るコミュニケーションは、すでに始まっています。
この「●●●●です。1年間よろしくお願いします。」というあいさつを聞いて、保護者はどう感じるでしょうか?
まさに、「あなたとは、できるだけ無難な関係にしておきたいです。」
こんなメッセージを何となく、保護者が受け取るかもしれません。
あるいは、「わたしは、ヒミツ主義です。」と感じるかもしれません。
自己開示をすると、信頼関係を作りやすい
新年度には、保護者と信頼関係を作るために、自己開示をする手段が必要です。
たとえば、自己紹介やプロフィールを書いたお便りなどを、用意する。
あるいは、掲示板などに貼っておくという方法もあります。
では、そこには何を書いておくといいのでしょうか?
出身や住んでいる街、休日の過ごし方や趣味、好きな有名人・・・
このような、ごくプライベートな内容もいいですね。
一気に親近感がわいてきます。
また、どんな想いで、保育をしているのか?
どんな保育をして行きたいと考えているのか?
という、「信念」や「価値観」のようなものもいいでしょう。
「気持ち」や「想い」を伝えると、保護者も心を開いて話をしやすくなります。
大事な我が子をお願いする先生が、どんな方なのかわかっていたい、と思うのが、
一般的な保護者の気持ちだと思います。
≪井上きき 役に立つ話 2012年4月15日号≫
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コミュニケーション講師 井上きき
コミュニケーションを学んでみてわかったこと 6年ほど勤めた商社を退職しようと思ったのは、子どもを持ち、育てながらも、続けて行ける仕事を持ちたかったから。 ちょうど、「コーチ」という生き方を知ったのもこ ...
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