子どもたちが、ワクワクする言葉がけを選ぶと、食事の時間がグッと楽しくなります。
楽しくなれば、食欲も増して、いつもよりもたくさん食べてくれるはず。
それは、どんな言葉がけかというと、パピプペポを使う言葉がけ。
小さな子は、パピプペポの発音が大好きです。また、バビブベボも好きですね。
具体的な使い方をお伝えします。とても簡単ですので、すぐに実践してみてくださいね。
●「パクッ」
スプーンで食べさせてあげるときに、「パクッ」と言いましょう。(保育士さんが言ってあげます。)
その「パクッ」が面白くて、口をあけて、次を待っていてくれるようになります。
さらに、スプーンを飛行機に見立てて、「ぶ~~ん」とテーブルの上を旋回させて、「パクッ」とお口へ運んであげましょう。
●「ぴかぴか」
お皿のお料理を全部食べられたら、「ピカピカだね!」と伝えます。
この言葉を聞きたくて、また次の日も、全部食べたくなります。
全部食べられるように、少な目に盛り付けてあげるといいですね。
自分で、「ぴかぴか!みてみて!」と見せてくれるようになりますよ。
●「ポンポン」
いっぱい食べたあとは、「わー、お腹ポンポンだね!」とお腹を撫でてあげましょう。
大好きな「ポンポン」という言葉を聞くために、次の日もオカワリをしてくれるかもしれませんね。
≪井上きき 役に立つ話 2013年12月15日号≫