あまり噛まずに飲み込む子どもに、どのように接していますか?
「良く噛んで食べてね!」などと声をかけても、まず、良く噛むようにはなりませんよね。
あるいは、そのときは良く噛んでも、すぐに元に戻ってしまいますよね。
●「褒める」「認める」が効果的
良く噛んで食べられるようにするには、噛んでいるときを見つけて、褒めてあげるといいのです。
かための食材(リンゴなど)を、いつもより少しでいいので、良く噛んでいるときなどが、あると思います。
そんな瞬間を見逃さず、「○○ちゃん!いま、よくカミカミできたね!」と認めるのです。
できたら、こんな言葉がけをいつも、かけてあげるといいですね。
お家の方にも、お願いして一緒に進めてみることもおススメです。
●ひとくちは、小さく
もっと小さなお子さんで、食べさせてあげる場合には、ひとくちの“量”に気を付けてみましょう。
ひと口が多すぎると、うまくカミカミできません。
そのまま、あまり噛まない習慣になってしまうことは、少なくないのです。
ひと匙を少なくすることで、噛みやすく呑みこみやすい食事になりますよ。
さらに、良く噛んで食べられたら、「カミカミ上手ね」と言葉をかけておくと、いいでしょう。
≪井上きき 役に立つ話 2014年1月15日号≫