クレームや苦情を絶対にあってはならないモノ と考えるのは、逆効果です。
仕事をしていれば、誰にでもクレームはあるもの。
実は、「クレームは絶対に、イヤ!!クレーマー怖い!保護者怖い!」と拒否を強めると、逆にクレームが増えてしまいます。
それは、なぜなのか、解説しますね。
◆好かれようと必死になると、嫌われる
クレームを恐れると、保護者に媚(こび)を売るような態度になってしまいます。
あるいは、愛想笑いをしたり、イエスマンになってしまったり。
これは、無意識に「私のことを、好きになってください。私のことをいい人だと思ってください。」というメッセージを送っているのです。
そうすると、保護者の無意識にもこのメッセージは届きます。
それを受け取った保護者は、あなたのことを、軽く見ますし、大切にしなくなるわけです。
◆クレームに向き合う覚悟をする
クレームはあるもの。
そう考えて、準備をしておきましょう。
クレームは、誰にでもやって来る。それを覚悟したとき、たくさんの保護者に信頼される保育士になっています。
なぜなら、堂々としていて、自分の意見をきちんと伝えるようになるからです。
大丈夫!クレームは、しっかり向き合えば、解決できますよ。
≪井上きき 役に立つ話 2014年3月1日号≫