仕事を抱え過ぎていませんか?
「自分がやらなければ うまくいかない!」などと思っていませんか?
パンクして、体調を崩してしまったり、期日に間に合わなければ、どんなに無理をしても意味がありません。
◆「手伝って!」と伝えよう
実は、「手伝ってください。」と言われると、うれしいものです。
自分のことを頼ってくれていると、感じます。
自分のことを信頼してくれた、あなたのことを、「いい人」だと思う場合もあります。
ひとりで頑張るよりも、ずっと得ですね。
「○○さん、この仕事、●日までに仕上げなくちゃいけないんですが、間に合いそうにないんです…。助けていただけませんか?」
と、具体的に伝えましょう。
◆断ることも、ありなんです
どんな状況のときでも、仕事を断るなんて、ありえない!と考えている方は、意外と多いです。
しかし、無理に引き受けて、じゅうぶんな仕事ができなかった場合の方が、ありえないのです。
忙しかったり、体調が悪い場合などは、しっかり状況を説明して、断る必要がありますよ。
「今、こちらのプロジェクトに手がかかっていて、他の仕事を受けられる状況ではありません。申し訳ありません。」と現状を伝えましょう。
◆信じることから始まります
「手伝ってもらう」ことが苦手なあなたは、実は、仲間を信頼する力が弱まっています。
自分がやらなければ!という気持ちを、仲間を信じる気持ちに変えられるといいですね。
そして、「断る」ことが苦手なあなたは、自分自身を信じる力が弱まっています。
断っても、あなたの評価はかわりません。
あなたは、信頼されて、愛される人のままなんですよ。
≪井上きき 役に立つ話 2014年6月1日号≫