毎日を何となくスタートして、一日が何となく終わって行く。
そんな毎日を過ごしているとしたら、少しもったいないですね。
もし、「こんな自分になりたい」とか「こんな人生にしたい」という希望を持っているのなら、意識的なスタートをしてみるといいですね。
今回は、毎日を少しでもなりたい自分へ近づけるためのコツをお伝えしようと思います。
◆決意をする
朝、「きょうはどんな一日にしたいのか?」を決めます。そして、それを完了形で書きます。
たとえば、ダイエット中の方なら、「きょうは、何でもよ~~く噛んでゆっくり食べました。」とかでもいいですよね。
職場での印象を良くしたいと思っている方なら、「口角を上げてニッコリ過ごしました。」とか、「気持ちのいいあいさつができました。」とか。
お掃除をしたい休日なら、「サクサク掃除がすすみました。」なんて感じでしょうか。
私たちがなかなか目標を達成できないとき、このような「決意」が不足していることが多いのです。
◆達成できたときの気分をイメージする
さらに、このような決意に加え、達成したときの「気分」をイメージしておくと、達成できる可能性はもっと高まります。
たとえば、
「きょうは、何でもよ~~く噛んでゆっくり食べます。おかげで食べすぎず、カラダが軽い!やったー!」
「口角を上げてニッコリ過ごしたので、まわりのみんなが楽しそうでした。わたしも楽しかった!」
「サクサク掃除が片付いて、気分爽快!」
こんな感じで、それが実行できたときの「気分」をしっかりイメージし、書きとめることで、自動的に脳がそれを行動に移してしまうのです。
わたしは、この方法を実行するようになってから、日々がキラキラしているように感じます。
わたしの場合は、朝、手帳に書き込んでいますが、付箋に書いてスマホに張り付けたり、職場で朝礼のときに発表するなどもおススメです。
≪井上きき 役に立つ話 2016年3月15日号≫