インフルエンザやウイルス性胃腸炎など、2月は体調不良の子が増える時期です。熱は出ていなくても「おや?体調が悪そうだな」と思う子がいた場合は、早めに保護者に連絡をしたほうが良いでしょう。
また、クラスだよりや掲示板で各家庭に対して注意を促すのも効果的です。今回は、風邪や体調不良に関する文例をご紹介します。文面で呼びかける際の参考にしてください。
じょうぶな体をつくりましょう
クラスでは体調不良を訴える子が増えています。感染症の流行る時期は、早寝早起きやバランスの良い食事をとるなど、規則正しい生活をすることが大切です。ご家庭でも健康管理に注意し、じょうぶな体を作りましょう。
少しでも体調の変化があったら……
お子さんの体調が悪い時は、無理せず家庭で休養をしてください。登園時には平熱でも、お昼頃には高熱が出る子もいます。顔色や呼吸、鼻水など、少しでも体調の変化があった場合は、注意して見守ってください。
ハンカチ・ティッシュ・マスクのご用意を
・ハンカチ…手拭きタオルの他に、ポケットに入れるハンカチをご用意ください。戸外で手を洗った時などに使用します。
・ティッシュ…鼻水が出る子が増えています。いつでも鼻をかめるように、ポケットティッシュを1個、持参してください。
・マスク…咳が出る日はマスクの着用をお願いします。また、使用したマスクは毎日交換し、清潔に保ちましょう。
登園前の検温のお願い
インフルエンザなど、感染症が流行しています。お子さんの平熱を把握し、いつもよりお熱が高い場合は無理せず休養してください。また、登園前にご家庭での検温をお願いいたします。
治りかけの風邪にご用心
体調が治ったからと言って、夜更かしをしたり、薄着で戸外へ出ることは禁物です。風邪は治りかけが肝心。規則正しい生活を心掛け、暖かい服装で出かけましょう。無理をすると再発する可能性があるので、症状がなくなった後も3日〜5日は室内でゆったりと過ごすことをおすすめします。
おたより・掲示用の5つの文例をご紹介しました。 保護者への細やかな呼びかけは、クラス全体が健康で元気に過ごすためにも大切なことです。感染症が流行する時期には、早めに働きかけましょう。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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