養成校を卒業し、就職していよいよ保育士になろうとする時、「どこで働くか」は誰もが考えると思います。特に、地方出身の方が首都圏の養成校に通っていた場合は、就職先を地元にするか東京近辺にするかで悩む場合が多いでしょう。
保育士は資格を持っていれば全国どこでも働くことができる職業。それだけ可能性も幅広いのです。
今回は、私が過去に都内の保育園で勤務した経験をもとに『東京の保育園で働くメリット』についてお伝えします。
東京は保育園の求人数が多い
東京の保育園に就職する魅力の一つとして、求人数の多さがあります。そのため、様々なカラーの保育園が就職先候補になり、より自分らしい保育ができる園にも出会いやすいのです。
自分がやってみたい保育と、各園の保育方針を照らし合わせ、やりがいを持って働く事ができる園をじっくりと探すことができる良さがあります。
生活の便利さ
東京は車がなくてもコンビニやデパートへすぐに買い物に行くことができる便利さがあります。場所によっては、保育士がよく使う百円ショップや本屋もたくさんあるため、仕事帰りや休日に……と言わず、昼休みや勤務の空き時間に工作の材料を買い足しにいくということも可能です!
テーマパークや観光地へのアクセスもしやすいため、休みの日のリフレッシュ方法には困りません。
男性保育士も働きやすい
近年、男性保育士が働きやすい職場づくりを意識する園が増えています。特に東京都内の保育園では活躍する男性保育士も多く、ロールモデルが見つけやすいというメリットがあります。
男性が保育士として働く時、最も不安なのは給与面だと思います。数年前までは「家族を養うことができない」と保育士の待遇面の課題が問題視されていましたが、都内の保育園では家賃をほぼ全額補助したり、能力に合わせて給与をアップする人事制度を採用している園もあります。
性別を問わず、働きやすい保育園が増えているのは事実です。
就職フェアなどのイベントに参加してみよう
都内では頻繁に就活生向けのイベントを開催しています。自分に合った園を考えるきっかけにもなるので、ぜひそういったイベントに積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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