梅雨が明けると太陽がまぶしい夏がやってきます。
水遊びやスイカ割りなど、夏ならではの遊びを体験したいですね。
今回は、夏だからこそできるオススメの遊びをご紹介します。
水遊び
夏といえば水遊び。水鉄砲や手作りおもちゃを使えば、遊びの幅も広がります。プールに入って水の感触を楽しんだり、全身を使って水の中で運動しましょう。展開の手法によっては、色水遊びや魚釣りゲームも同時に行うこともできます。
スイカ割り
スイカ割りは子どもたちにとってもビックイベント。年齢に合わせてルールを変えて行うのもおすすめです。(乳児クラスはスイカにタッチする、目隠しは年長クラスのみ、など) 割ったスイカを小さくカットして、できたらその場で食べたいですね。食事の時間に食べるのとは一味違う、ちょっと特別な体験です。
色水遊び
水に絵の具を混ぜて色水を作りましょう。色を混ぜるとどんな変化が起こるのか、子どもたちが自由に実験できる環境を用意できるといいですね。ごっこ遊びやゲームに発展させて楽しむこともできます。水遊びの一環として色水コーナーを用意してもいいかもしれませんね。
魚釣りゲーム
発泡スチロール等の廃材で作った魚にS字フックをつけて、水の中に浮かべてみましょう。同じくS字フックをつけた釣竿を用意すると魚釣りができます。磁石を使って作る方法も。何匹釣れたか競争をしても面白いですね。
ペインティング遊び
ボディーペインティングやフィンガーペインティングは子どもたちの触覚に刺激を与える遊び。また、全身を使ってダイナミックにペイントできるところもこの遊びのポイントです。子どもたちの自由な発想が生きるよう、大きな紙を用意するなど環境構成を工夫しましょう。
氷遊び
保育園の冷凍庫で作った氷を使って遊びましょう。色水遊びの道具として取り入れるのもアリですね。ひんやりとした感触を楽しんだり、氷が溶けていく様子を観察することも大切な学び。子どもたちの気づきや驚きを丁寧に受け止めましょう。
また、製氷皿を用意して、子どもたちと氷を作る作業をするのもいいですね。色水を使ったり、スーパーボールや植物を入れて凍らせるとどうなるでしょうか?
何度も行うことで、遊びが進化する
今回ご紹介した遊び以外にも、夏ならではの遊びがたくさんあります。
これらの遊びは一度限りでなく何回か行うことで遊びの内容が進化していきます。遊びを通して友達との関係性が深まったり、言葉のやりとりを習得する機会にもなります。
子どもたちの五感を刺激するような環境構成や働きかけを考えていきたいものです。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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