子どもと触れ合う保育士は、派手なメイクはNG!という認識は多くの方が持っていると思います。子どもを抱っこした時に、メイクはなるべく薄く……しかし、ノーメイクでは保護者や同僚にだらしない印象を与えてしまう。
では、どれくらいのメイクがちょうどいいのでしょうか?
今回は保育士のメイクのポイントについてお話します。
くずれにくいベースメイクを
保育士のメイクは「ナチュラルメイク」が基本です。
アイメイクやチーク、口紅はつけても、濃くならないように自然な印象にとどめましょう。
また、ベースメイクはくずれにくいものを選んだほうが良いと思います。保育の仕事は汗をかく場面も多いため、くずれにくさを重視して下地やファンデーションを選ぶことをおすすめします。
化粧崩れを避けるために、ベースメイクを厚塗りするのは逆効果です。薄く肌を覆う程度に下地とファンデーションで整え、仕上げにパウダーで整えるくらいがちょうど良いと思います。
子どもの安全を考える上で気をつけたいこと
化粧をする上で、子どもたちに危険がないように以下のことを気をつけましょう。
・つけまつげは使わない。落とした時に誤飲事故のリスクになる。
・爪は短く切る。マニキュアやジェルネイルは禿げた時のリスクを考えて避ける。ネイルができなくても、爪磨きを使えばピカピカになる。
・化粧直し用のメイク道具の管理に注意。保育室にうっかり置きっ放しにしないこと。
・ミネラル成分の化粧品を使うのもおすすめ。化学製品を使用していないから安心して使える。
ばっちりメイクより、スキンケア重視!
紫外線が強くなる季節は日焼け止めを塗り、肌を守りましょう。また、乾燥が気になる冬は保湿性の高いベースメイクを使うなど、季節に合わせて化粧品を変えることもおすすめです。
美しく健康な肌を保つためには、メイクオフを丁寧に行うことも重要といわれています。忙しくて手早くメイク落としを済ませたい気持ちもあるかもしれませんが、少し時間をかけて丁寧に化粧を落とすことで、肌荒れや乾燥を予防することができます。
化粧品やスキンケア用品は、自分の肌質(乾燥肌、皮脂が多い等)に合ったものを選ぶことも大切です。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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