保育士を目指している学生さんたちからよくいただく質問をまとめました!第三回目となる今回は【遊び】に関する質問にフォーカスしてご紹介します。実習や就職前の研修でぜひお役立てください。
【Q】遊びの導入を考える上で大事なことは何ですか?
【A】
年齢・発達段階・配慮すべき事項など子どもの実態を把握した上で、総合的に導入の内容(絵本、手遊び、歌など)を考えていくと良いと思います。
そのクラスの普段の保育の流れや、子どもたちの興味、担任保育士が立てたねらいを前もって確認することをおすすめします。
【Q】読み聞かせのポイントは?
【A】
発達や興味にあったテーマを選んだり、季節に合ったものを読むと良いと思います。
また、読み聞かせをする時の環境にも気をつけたいですね。子どもたちが落ち着いて絵本の内容に集中できる環境を作ってから読み聞かせをスタートしましょう。
【Q】異年齢保育でできる遊びはどんなものがありますか?
【A】
手繋ぎおに、新聞紙遊び、二人組魚釣りゲームなど、触れ合う場面が多い遊びは盛り上がりました。ちょっと難しいかな?と思うルールも、年長児が年少児に教えてあげていたので、色々とトライしてみて良いと思います。
【Q】乳児クラスで雨の日にできる遊びでおすすめはありますか?
【A】
乳児クラス(0〜2歳)ですと、複雑な役割分担があるゲーム等は難しそうですね。室内でも適度に体を動かせる遊びなら、サーキットや新聞紙遊びや風船遊び、玉入れゲームなどは盛り上がりました。これらの遊びは子どもたちの発達や興味に合わせて遊び方を自在にアレンジしやすいのでオススメです。
目の前にいる子どもの姿に合わせて遊びを工夫する
さまざまな遊びについてお伝えしましたが、あくまでも一例です。目の前にいる子どもたちの興味や発達に合わせて、どんな遊びを展開するのが良いか考えていくことが大切だと思います。短期間の実習ではクラスの子どもたちの姿を事前に把握するのは難しいかもしれませんが、ぜひ担任の先生と打ち合わせをしてみてください。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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