園内から園外へ散歩に出掛ける経験は、子どもたちが外の世界を知り興味を広げるきっかけになります。そして、安全で楽しい散歩のためには事前の準備が大切です。
今回は、散歩に出掛ける時の持ち物についてお話します。
散歩の必需品
まずは散歩の必需品をリストアップしてみました。
- リュックサック(両手があく鞄)
- ゴミ袋、ビニール袋
- 応急手当セット
- テッシュペーパー
- ウェットティッシュ
- タオル、雑巾
- 携帯電話
- ビニールシート
- 着替え
- おんぶひも
- 紙おむつ、お尻拭き
- オムツ替えマット
- 飲み物とコップ(水分補給の準備)
- 軍手
これらは子どもたちが園外で安全に過ごすために必要なアイテムです。緊急事態を想定し、いつでも園に連絡ができるようにするほか、その場でおむつ交換や応急手当てができるように準備をしておく必要があります。
また、子どもの年齢、人数、目的地までの距離や気候によっても必要なものは変わってきます。
あると便利&楽しいアイテム
- カメラ
- 絵本やペープサート
- なわとび
- しゃぼんだま
- ボール
- 虫かご
- うちわ
- スケッチブック
- 図鑑
- 手指消毒用のアルコール
- おやつ
- バスタオル
- 園のパンフレット等
外遊びを充実させるアイテムや、ピクニック気分を味わうためのおやつ、隙間時間に子どもたちが楽しめる絵本やペープサートなどがあると便利です。
目的地での過ごし方をイメージしながら持っていくものを決めましょう。
しっかりと準備をして外遊びを楽しもう!
持ち物を事前に準備すると同時に、散歩コースを確認しておくことも大切です。
「ここは道幅が狭いのでは」「商店街にベンチがあるから一休みできる」など、職員同士で意見を出し合い散歩コースを決めていきます。園に残る職員にも予定を共有することも忘れずに。
また、その後のフィードバックも行い、持ち物やコースの見直しをしてみましょう。季節の花が咲いていたことや、地域の方と交流があったことなども園全体で共有できるといいですね。
佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |