発表会や運動会などで手作り衣装を作る際、どんな布を使ったら良いでしょうか?
手作り衣装を作る時によく使われる、おすすめの生地をご紹介します。
サテン
光沢がありツルツルとした手触りが特徴。高級なサテン生地は絹や綿などで作られていますが、手作り衣装に使うものはポリエステルやナイロン製が一般的です。耐久性は低いものの、華やかな見た目は特別な時の衣装にぴったり。
不織布
文字通り、織っていない布のことです。コットン、麻、パルプなど色々な素材が原料になっています。服の芯地や紙おむつ、マスクなどに使われています。軽くて応用性があり、価格が安いことが魅力です。ミシンを使わず両面テープで繊維を合わせることができます。
綿
保温性や吸水性に優れた生地。肌触りもよく、普段使いの服にもよく使われています。最も身近な素材であり、手入れも簡単です。縮みやすかったり毛羽立ちやすいという構造上の弱点はありますが、扱いやすい素材であることは間違いありません。
オーガンジー
光を通す薄くて軽い生地です。ウェディングドレスやストールなどにも用いられる美しい素材で、高級感があります。糸むらが少なくツルツルとした手触りも特徴です。シースルーの衣装にしたい場合はオーガンジーがおすすめです。生地の厚さによって強度が異なります。
シーンに合った素材選びをしよう
衣装作りにこの生地を使わなくてはいけないというルールはありません。質感や色味、柄、価格などを考慮して適した素材を探しましょう。手芸屋さんに行くと色々な生地があり迷ってしまうかもしれませんが、よりイメージに合った生地を探す時間は楽しいものです。イメージに合った素敵な生地を探してみてくださいね。
佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |