おやつにもおかずにもなるさつまいもは、子どもたちにも人気の食べ物です。栄養価が高く低カロリーで、赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べることができ、いも類の中でも特に食物繊維やビタミンCがたくさん含まれているんです。
今回は、そんなさつまいもについてまとめました。
ぜひ保育の中で子どもたちとさつまいもについてお話ししてみてくださいね。
さつまいもはなぜ甘い?
さつまいもが甘い理由、それはさつまいもに含まれている「でんぷん」にあります。収穫後、さつまいもに含まれているでんぷんは糖化を始め、水分が少しずつ抜けて甘みが凝縮されていきます。収穫から時間がたつほどさつまいもは甘くなります。
さつまいもが美味しくなる調理のコツ
さつまいもは皮をむいて空気にふれると変色しやすいため、切ってすぐに水につけてアク抜きをするのがポイント。その後、じっくりと加熱調理をすることででんぷんの糖化が進み、甘く美味しくなります。
煮物にする場合は最初に調味料を加えると味が染み込みやすくなります。
おすすめ!さつまいもに関する絵本
最後に、さつまいもをテーマにした絵本を紹介します。
- 「さつまのおいも」
中川ひろたか 作 / 村上 康成 絵 出版:童心社
- 「やきいもの日」
村上 康成 作・絵 出版:徳間書店
- 「いもほりよいしょ!」
きむら ゆういち 作 / いもと ようこ 絵 出版:徳間書店
- 「おおきなおおきなおいも」
市村 久子 作 / 赤羽 末吉 絵 出版:福音館書店
- 「やきいもするぞ」
おくはらゆめ 作・絵 出版:ゴブリン書房
- 「おいものもーさん」
岡田よしたか 作・絵 出版:ブロンズ新社
子どもたちと一緒に、さつまいもにまつわる物語を楽しんでみてはいかがでしょう。
佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |