卒園や入園、進級など、園生活の年度の変わり目には様々なイベントがあります。働く環境や接する人たちが変化するため、緊張感を持って保育に臨む人も多いでしょう。そんな時期は疲れがたまりやすく、心のバランスを崩してしまう人も珍しくありません。
ぜひ意識的に心の疲れをチェックしてみませんか。
こんなときは要注意!心が疲れているかも…
- 心配事がぐるぐると頭の中を回ってしまう
- 常に緊張している
- 倦怠感が続く
- 朝、決まった時間に起きることができない
- 布団に入ってもなかなか寝付けない
- リフレッシュしようとしても楽しい気持ちになれない
- 食欲が低下、もしくは食べても満腹感がない
- ミスが続いている
- 上司に怒られるのではないかと常に心配している
以上は心が疲れているときに表れるSOSのサインです。
こんなときは一度立ち止まってみることが大切です。
春の疲労感やストレス解消法は?
お風呂にゆっくりと浸かる
体を芯から温めることは疲労回復に繋がります。また、血行も良くなり便秘や冷えを解消してくれるといいます。「疲れているからシャワーだけ……」という日が続くと、疲労の悪循環にはまってしまうかもしれません。週に◯日は湯船に浸かると決めて習慣化することをおすすめします。
旬の食べ物を口にする
旬の食べ物は栄養価が高く、季節性の疲労感を解消してくれます。
さわら、たけのこ、新玉ねぎ、さやえんどう、春キャベツなど春の美味しいものを意識的に口にするとよいでしょう。
新しいことを無理に始めない
年度のスタートと共に新しいことを始めてみようと思っている方は多いかもしれませんが、ただでさえ変化の多い時期に新しいことを始めると疲れの原因になってしまう可能性もあります。
「がんばりすぎかも」と思ったら、無理して始めようとせず少し落ち着いた時期を選んで始めることをおすすめします。
先生もセルフケアをしよう
疲れを感じたら、早めに休むことが大切です。
忙しい時期、子どもたちのことで先生自身の疲れは見過ごしてしまいがちですが、1日1回「疲れていないかな?」と自分のことに意識を向けてセルフケアをしてみてくださいね。
佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |