めぐみ先生の保育コラム

現役保育者に聞いた、家でできるプチ・リフレッシュの方法

明るさや元気が求められる保育の仕事。そのためにはしっかりとした休息時間や、休みの日にリフレッシュをすることが大切です。

今回は、現役の保育者に聞いた「家でできるちょっとしたリフレッシュ方法」をご紹介します。

家でできる内容なので「感染症が流行っている」「暑くて外に出られない」といった事情があっても大丈夫。気軽に始められますよ♪

 

家にシアタールームをつくって映画鑑賞

「映画鑑賞が趣味なので、プロジェクターを購入し、家の中にシアタールームをつくりました。映画館に行く時間がなくてもこれなら気軽に非日常気分を味わえます。休日は学生時代の友達を呼んで鑑賞会を開催することもあります」(保育歴7年目・S先生)

 

オンライン受講で保育以外の資格を取得

「オンライン受講でデザイン系の資格を取得しました。勉強がリフレッシュなんて……と思われるかもしれませんが、保育以外の分野に触れる経験はとても楽しかったです。そして何より保育の仕事にも役立っています。おたよりのデザインの幅が広がりました」(園長・K先生)

 

家中を大掃除&模様替え

「コロナ渦でリモートワークが続いたとき、ずっと家の中にいてストレスがたまりました。そんなときに整理収納アドバイザーの動画を見て影響を受け、家の中を隅々まで掃除したんです。水回りやベランダ、ベッドの下などを掃除し、棚を整理整頓しました。引っ越して新しい家に住んだような気持ちになりました」(保育歴2年目・I先生)

 

良質な睡眠にとことんこだわる

「無趣味な私は休みの日も寝て過ごすことが多いのですが、どうせなら睡眠の質を高めたいと思いました。最初はアロマオイルやヒーリングミュージックなどを取り入れました。そして、寝具も自分に合うものに買い替えたことで、より深く眠れるように。保育で疲れても翌日は元気に出勤できます」(保育歴4年・F先生)

 

やりたいことリストをつくる

「1年間のうちにやりたいことリストをつくり、実行できたら自分にご褒美をあげるというルールを楽しんでいました。些細なことですが、可愛いノートやペン、シールなどを使うと気分が上がります。これをやったことで、自分のやりたいことややるべきことが明確になり、保育士としてのキャリアプランも考えられるようになりました」(保育歴10年・Y先生)

 

生活の中にワクワクすることを取り入れよう

リフレッシュ方法は人それぞれ。ここでご紹介したように家でリフレッシュするのが合う人もいれば、大自然の中で体を動かしてリフレッシュしたいと思うアクティブな人もいるでしょう。

まずは自分が好きなこと、ワクワクすることを、日々の中に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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