「心も体ものびのびと」

乳児期から幼児期にかけては人間の一番大切な基礎的生活習慣の基盤を作る時期だと考えていますので、子どもたちに必要なのは英才教育をすることでも特殊な個性を伸ばす訓練をするときだとも思っておりません。

この時期は、むしろ、やがてこの子どもたちが迎えるであろう知欲旺盛な時期に、また、個性を十分伸ばせる時期になったとき、入れても入れてもあふれることのない大きな受け皿、器を作るときだと考えています。

乳幼児期を頭でっかちな、大人のひな形を作るような教育や保育は避け、子どもらしく伸び伸びと清らかに、思う存分走り回り、どろんこになって虫をつかみ、小鳥の死に涙するような優しい心を育てて行く保育、入園式から卒園式に至る四季折々の諸行事はもちろん、子どもたちと職員と保護者が一丸となって、楽しく、明るい保育園にして行きたいと思います。