求人番号:19989
社会福祉法人葛葉学園の歴史は、戦災孤児の保護救済に始まり、県内の広域的な要保護児童の受け皿として、その役割と使命を時代の要請に合わせ現代に至っております。
平成15年本園くずはの森のユニット化全面改築、平成31年地域小規模児童養護施設の開設は、時代のニーズを施設の小規模化、ユニットの小集団化、施設の地域化として反映してまいりました。
施設運営に際しましては、子どもの最善の利益を考慮し、創設者鈴木代作の思いを継承し、心身ともに健やかな成長を促すために、子どもの生活において、物心両面における環境条件を整えると同時に、生きる力の源となれる自尊感情を育て、より良い人間関係を築くための素地と思える共感性を育み、社会に生き抜く健康な人格を描き支援します。
他方、視点を変えて身近な地域社会に目を移しますと、私達が暮らす社会には、何時の時代にも、ハンディキャップのある方や高齢者のかた、様々な事情を抱えたご家庭など、日常生活で何らかのサポートを必要とした方々がおられます。社会福祉に携わるわたしたちは、そのような方々に対する支援の場面において、手を差し伸べ寄り添いながら持てる力を最大限に発揮し、あらゆる角度からサポートせねばなりません。昭和・平成・令和、要保護児童とその家庭に寄り添い培った支援の過程を、地域の子育て支援或いは地域福祉を視野に入れ、すべての方々が幸せにく暮らせる社会つくりを、地域の皆様と共に目指し、共生・共助の地域づくりに貢献してゆくことを法人として模索します。